絶版のおしらせです。
とても悲しいですが、致し方ない。
豆乳が体にいい。でもそのままでは飲みにくいな。
だったら果物などとスムージーにしちぇば、
楽しく美味しく取り入れられるのでは?
というテーマで作った本でした。
版元から本件のお知らせを頂いた時に思い出したこと。
発刊して両親に見本誌を送り、おそらくあとがきを読みながら父親から「届いたよ。」との電話。読み進めながら話しを続けていたのですが、感極まり「一旦電話切るね。」と涙声でいう父親。いろんな心配をかけてきたので私も嗚咽をもらし泣いたのを思い出しました。
そんなに特別な食育?を受けた記憶はないが、
食べることの喜びは少なからず両親からの価値観をもろに引き継いでいる気がする。
70才を超えても、朝から勤勉に働き、どんぶり飯をかきこみ、串カツを揚げるようなたくましい胃袋。そして、その食欲に感心と嬉しさに心がほぐれる。
わたしにとっては、そんな思い出のある一冊。
書店には並ばなくなってしまいますが、
イベントやお教室などでお会いした方の心に止まった時は、
自分の手できちんとお譲りできるように在庫をとっています。
この本つくりに携わっていただいた、皆様に敬意を込めて。